認定こども園 たのしかこども園

園長のひとりごと

2019/09/03

園長のひとりごと(7)

令和 元年 9月 2日

乳幼児期というのはとても大切な時期です。その時期、その時間は人によって違うのではなく、誰でも同じように過ぎていきます。大切なのはその時期、その時間をどのように過ごしていくのかということだと思います。

例えば、その時間を100%とした時に、勉強や習い事や練習に50%の時間を費やすとすれば、遊ぶ時間は50%となります。(ざっくりし過ぎていてすみません(__))

勉強や習い事や練習を、子ども自身が望んで、自ら進んで行い楽しんでいるのであれば問題ないと思いますが、それが強制的にやらされていたり、親や周囲の期待に応えないといけないと思い無理をしているのであれば、意味が無いだけでなく、マイナスでしかないと思います。

子どもは「遊び」=「学び」です。遊ぶ時間を奪って、したくもない勉強や習い事や練習をさせるということは、子どもの学ぶ時間をただ減らすだけでなく、やる気も奪ってしまいます。例えばそれで、良い学校に入り、良い会社に入れたとしても、うまくいっている時は良いですが、うまくいかなくなった時や壁にぶつかった時は他人や親のせいにしてしまうような大人になってしまうかもしれません。自分の子どもがそういう大人になる事を望む親はいませんよね。

人は必ずどこかで壁にぶつかったり、挫折をしたりすることがあると思います。そういう時にその困難を乗り越えていく力をつけるためにも、乳幼児期は「強制的にさせる」のではなく「子どもの主体性を尊重し、その気持ちをしっかりと受け止めてあげる」方が、子どもにとっても、親にとっても良いのではないかなぁと思います。

2018/12/04

園長のひとりごと(6)

平成30年12月 3日

ある調査によると、体操教室やバレエ教室に通っている子どもや、体操の時間を設けている幼稚園・保育所に通園している子どもの運動能力が有意に低く、さらに運動嫌いの子どもが多かったそうです。自発的な遊びを大事にした子ども中心の保育をしている幼稚園・保育所の子どもの方が運動能力が高かったということです。

また別の調査では、子どもの主体性を大事にし、遊びを中心に保育している子どもの方が、小学校の授業(国語、算数、体育など)を先どりして教育している一斉保育の幼稚園・保育所の子どもに比べて語彙力が高く、想像力も豊かに育っていたそうです。

この調査結果を見て、皆さんはどう思われますか?

保護者の方の価値観は人それぞれだと思いますが、中には様々な習い事やお勉強(小学校の授業)の先どりをしている幼稚園や保育所の方が、教育をしていると思われる方もいるのかもしれません。ですがそれは、内容や方法によっては保育所保育指針等に書かれていることに反することになりますし、上記の調査結果を見ても、それは教育をしているのではなく、ただ子どもの大事な「時間」や「能力」を奪っているだけなのかもしれないですね。

どの子どもも小学校へ行けば授業があります。宿題もあると思います。(私はあまりしなかった気がしますが(^-^;))せめて乳幼児期は、小学校へ入る為の準備(お勉強等)をさせたり、一斉に何かをさせるような保育・教育ではなく、子どもの主体的な活動を大切にし、自発的に様々なものに関わっていく中で、楽しい時間を過ごしてほしいと思います。そしてその経験が基礎となり、これからの長い人生に役立っていくものと考えています。

参考までに、小学校以降の学習指導要領も改訂になっており、新学習指導要領の中に「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の必要性」が明示されました。これからは小学校以降も子どもが受け身ではなく、主体性をもって学ぶ力を育てることが重要となっています。ですので保育所・幼稚園・認定こども園はもとより、小学校以降も知識を詰め込むような教育をしてはいけないということですね。

2018/11/24

園長のひとりごと(5)

平成30年11月15日

こども園では様々な行事があります。運動会や発表会、親子遠足やお泊まり保育など、子どもたちが楽しみにしている行事がたくさんあります。その中で今回は特に運動会や発表会について書きたいと思います。

まず、当園では行事の為に、子ども達に練習を強要したり、完璧を求めたりはしません。例えば「言われたとおりに覚える」「きつくても練習する」「完璧に出来るようになることを求める」というようなことばかりが強調されるような行事は当園では行いません。

子どもは本当に天才だと感じます。その小さな身体に無限の可能性を秘めています。ですので強制的にでも練習をさせればすぐに覚えるかもしれませんし、上手になるかもしれません。それを本番で上手にできれば保護者の方は感動するかもしれません。ですがそれは「その時だけ良く見える」ようにしているだけであり、付け焼き刃でしかないと思います。

行事はゴールではありません。行事の為に保育があるのではなく、保育を厚くするため、豊かにするために行事があります。行事の為だけに練習をさせて、上手になっても意味がありません。私たちはその先(将来)を見据えて保育をしていかなければならないからです。

また、行事は保護者の方へ発達を伝えるものですが、それは「その時にどれだけ上手に出来ているか」ということではなく「それまでの過程を楽しみながら準備を進めてこれたのか」ということや「自分なりに表現することを楽しめているか」ということを見ていただければ、子ども達の成長を感じていただけるものと考えています。

保育は、普段の生活の中で子どもが興味や関心を持ち、自ら環境に関わり、様々な経験を通して「楽しさを味わう」「喜びを味わう」「心を通わせる」「充実感を味わう」「様々な表現を楽しむ」ということが基本にないといけません。

ですので、行事も同じく「楽しみながら」「自ら進んで」行うことが重要なのだと思います。決して「辛くても練習する」「大人主導でやらされている」ような行事では子どもの成長に良い影響は与えません。実際に、その時のことが原因でトラウマになり、その後は全然「その時に練習させられた楽器」を触ろうともしないという実例を聞いたことがあります。

子ども達が「行事の為に練習を強制されてイヤイヤながらする」のではなく、「行事を楽しみにしながら自ら伸び伸びと取り組む」ことが出来るようにし、普段の保育が豊かになるように心がけていきたいと思います。

2018/10/15

園長のひとりごと(4)

平成30年10月15日

前回と同じく、自分の子どもの事ですが、1歳半を過ぎたくらいから、「イヤ」という言葉を良く発するようになりました。今では私たちが何を言っても「イヤ」と言います。ついに「イヤイヤ期」に突入したようです。

例えば「そろそろご飯食べようか」と言うと「イヤ」と言いますし、「ご飯食べないの」と言うと「イヤ」と言います。「じゃーご飯食べるからスタイ持って来て」というと「イヤ」と言います。他にも様々な場面で「イヤ」という言葉を連発します(笑)

この前の夕食の時にも何を言っても「イヤ」というので、「じゃーご飯食べたくなったらおいでね!お父さんとお母さんは先に食べとくよ」と言って席につきました。すると自分でスタイを取りに行き持ってきました。本当はご飯食べたかったんだね!と思うとつい笑ってしまいました。

私は我が子の「イヤイヤ期」を楽しみにしていましたので、今が楽しくてたまりません(^^♪

過去に研修で子どもの「イヤイヤ期」は「この人(親)は絶対に自分(子)を見捨てないと確信している証拠です」と聞きました。そう思ってもらえただけでも嬉しいですね。

また、脳(前頭葉だったと思います)が発達しているんですよと聞いた記憶があります。私は脳科学者ではありませんので詳しくは分かりませんが、子どもが「イヤ」という度に「今は脳が発達しているんだなぁ」と思ってしまいます。

それに「イヤイヤ期」は子どもが成長した証です。「私はあなたの思い通りにはならない」「私には私の考え(意思)があるんだ」というように、自分の気持ちを表せるようになったのだと感じます。もちろん大変な時もあるかもしれませんが、上記のことを思うと「イヤイヤ期」って子どもの成長する過程で大切な時期なのだと感じます。

「今」しかないこの時期を大切にしながら、子育てを楽しみたいなぁと思います。

2018/05/29

園長のひとりごと(3)

平成30年 4月24日

我が子を見ていて、いつも思うことがあります。それは、本当に私たち親(大人)を良く見ていて、いつも真似をするということです。私たちがしていることを、そのまましています。見ていると面白くてたまりません(^^♪

ですが、それは良い事だけ真似をするわけではありません。良い事だけ真似してくれればいいですが、そういう訳にはいきません。どんなことでも真似をします。

それを考えたときに、やはり私たちはその重要性を理解しておくべきだと思います。親は子を映す鏡といいますが、本当にそうだと感じます。

子どもが何か良くないことをしたときに、叱ることも当然あると思いますが、その前に私たち親(大人)が自分の言動・行動を見直すことも必要なのかもしれません。

もしかしたら、子どもはそれが悪いことだと思わずに、ただ親(大人)の真似をしているだけかもしれません。

もしかしたら、子どもは親(大人)にかまってほしくて、見てほしくて、アピールしているだけかもしれません。

大人が変われば、子どもが変わる。子どもが変われば、未来が変わる。

そうやって、子どもたちが大人になったときに、明るい未来が開けていったら、それが何よりも嬉しい事だと思います。

2018/04/14

園長のひとりごと(2)

平成29年 9月 7日

今回は「言葉がけ」について少し考えてみました。言葉のかけ方次第で子どもの言動がプラスの方向にもマイナスの方向にも向かうことがあります。

同じ内容の事に対しても、どこをどう捉えるかで言葉のかけ方が変わります。例えば「子どもが皿を運んでいて落として割った」時に、「皿を落として割った」事を見るか「皿を運んだ」事を見るかです。

「皿を落として割った」という結果だけを見て叱るよりも、「皿を運んだ」という過程を見て褒めてあげた方が、次の意欲につながります。

子どもは普段の生活や遊びの中からたくさんの事を学びます。日々の体験を通して成長していきます。その中で「失敗」は必要な事です。「失敗」を繰り返すことで成長していきます。子どもに「良い結果」を求めるのではなく、結果はどうであれ「過程」を見て、物事に取り組む姿勢や態度を褒めてあげる方が、どちらにとっても良い影響があるように思います。

また、ポジティブ(肯定的)な言葉がけや関わりが多い場合は、子どももポジティブな言動が多くなり、逆にネガティブ(否定的)な言葉がけや関わりが多い場合は、子どももネガティブな言動が多くなるように思います。

大人もそうだと思いますが、子どもでも短所を言われると傷つきますし、否定的な事ばかり言われると嫌になります。

「最近は褒める事よりも叱る事の方が多いな~」と思っていらっしゃる方がおられたら、「悪い事をした時や言う事を聞かない時に叱る」前に、「普段の何気ない時に褒める」ことや「感謝の言葉を言う」ことを増やしてみると、子どもの行動が少し違ってくるかもしれません。

乳幼児期の育ちは将来へ繫がります。この時期にどんな体験をし、どんな人間関係の中で育っていくかで、その子の人格が形成されていきます。

私たち大人が、乳幼児期の育ちの重要性を今一度再確認し、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来を創り出す力の基礎を培っていけるように、まずは、たくさんの笑顔と思いやりのある言葉で接していけたらいいのかなぁと思います。

2018/03/28

園長のひとりごと(1)

平成29年 4月 5日

はじめに

この度、「園長のひとりごと」を不定期で発行することといたしました。

内容といたしましては、基本的に保育園の理念や方針は、園長の理念や方針がそのまま反映されます。ですので、園長の保育に対する考え方や思い等を少しでもお伝えできればと思い、こういった形をとらせて頂く事と致しました。

これは、特定の人に向けてということではございませんし、強制するものでもありません。

人は、100人いれば100通りの考え方や感じ方がありますので、読みたくない方は無理に読む必要はありませんし、無理に納得していただく必要もありません。ただの「園長のひとりごと」ですので、あまり構えずに読んで頂けたらと思っています。

 

日本では「教育」というと、大半の人は小学校以降の教育をイメージするのではないでしょうか?時間割りで教科が分かれていて、授業は先生が前に立ち、生徒は机に座って行う。そのイメージが強いために、それを出来るようにしないといけないと思い、早くから知識を詰め込んだり、きちんと出来るようにしないといけないと焦ったりすることもあるのではないでしょうか。

しかし、そう思うあまり早くから教え込んだりすることは、子どもの育ちにとって良い影響は与えないと思っています。

子どもは有能な学び手です。小さいうちから知識を詰め込まれた子どもは小学生になった時に、そうではない子どもとの間に差が出来ているかもしれません。しかしそれは、小学校低学年までの話です。それ以降は、その子どもの意欲や探求心が大きく影響します。どれだけ知識を詰め込んでいても、意欲や探求心が低ければ、その後は伸び悩むこともあるでしょう。

また一般的には、大人になって社会に出たときに重要視されるのは、学力(IQ)よりも、自己抑制力や粘り強さ、良心などだと思います。乳幼児期はそういった能力を身につける為にも重要な時期です。知識は、意欲や探求心があれば後からいくらでも学ぶことができます。

乳幼児期に大切なのは、子どもの主体性を尊重し、自発的に様々なものに関わり、自己を発揮することだと思います。子どもは遊びが学びです。ただ単に遊んでいるわけではありません。遊びや集団生活の中から様々な事を学んでいきます。

大人の指示が多くコントロールされている子どもは、意欲や探求心が育ちにくく、自己抑制力や粘り強さといった能力も身につかないでしょう。何かを「させる」ことが多かったり、「やってあげる」ことが多いということは、子どもが自ら育とうとする力を奪うことにもつながりかねません。子どもを信じて「見守る」ということがとても大切だと感じています。「見守る」というのは、「ただ見ているだけ」とか「放任」とは違います。子どもをよく観察して(見て)理解し、子どもに合った環境を構成し、適切に関わる(守る)必要があります。

「見守る」というのは、何かを「させる」ことや「やってあげる」ことよりも高度な事のように思いますし、子どもの将来を考えたときに、今どういう関わりが大切なのかを考える必要があると思います。

余談ですが、少し前に映画を見ました。子どもは、自分の親になる人を自分で決めている。そしてその親を幸せにするため、笑顔にするため、また、社会の役に立つために生まれてくるという内容がありました。それが全て事実かどうかは私には分かりませんが、そうであってほしいと思いましたし、色々考えさせられました。

かけがえのない子どもが、夢や希望を持ち、生きることをとことん楽しみながら、社会に出たときに必要な能力を身につけていってもらえたらと願っています。

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園長のひとりごと(7)

園長のひとりごと(7)

令和 元年 9月 2日

乳幼児期というのはとても大切な時期です。その時期、その時間は人によって違うのではなく、誰でも同じように過ぎていきます。大切なのはその時期、その時間をどのように過ごしていくのかということだと思います。

例えば、その時間を100%とした時に、勉強や習い事や練習に50%の時間を費やすとすれば、遊ぶ時間は50%となります。(ざっくりし過ぎていてすみません(__))

勉強や習い事や練習を、子ども自身が望んで、自ら進んで行い楽しんでいるのであれば問題ないと思いますが、それが強制的にやらされていたり、親や周囲の期待に応えないといけないと思い無理をしているのであれば、意味が無いだけでなく、マイナスでしかないと思います。

子どもは「遊び」=「学び」です。遊ぶ時間を奪って、したくもない勉強や習い事や練習をさせるということは、子どもの学ぶ時間をただ減らすだけでなく、やる気も奪ってしまいます。例えばそれで、良い学校に入り、良い会社に入れたとしても、うまくいっている時は良いですが、うまくいかなくなった時や壁にぶつかった時は他人や親のせいにしてしまうような大人になってしまうかもしれません。自分の子どもがそういう大人になる事を望む親はいませんよね。

人は必ずどこかで壁にぶつかったり、挫折をしたりすることがあると思います。そういう時にその困難を乗り越えていく力をつけるためにも、乳幼児期は「強制的にさせる」のではなく「子どもの主体性を尊重し、その気持ちをしっかりと受け止めてあげる」方が、子どもにとっても、親にとっても良いのではないかなぁと思います。

園長のひとりごと(6)

園長のひとりごと(6)

平成30年12月 3日

ある調査によると、体操教室やバレエ教室に通っている子どもや、体操の時間を設けている幼稚園・保育所に通園している子どもの運動能力が有意に低く、さらに運動嫌いの子どもが多かったそうです。自発的な遊びを大事にした子ども中心の保育をしている幼稚園・保育所の子どもの方が運動能力が高かったということです。

また別の調査では、子どもの主体性を大事にし、遊びを中心に保育している子どもの方が、小学校の授業(国語、算数、体育など)を先どりして教育している一斉保育の幼稚園・保育所の子どもに比べて語彙力が高く、想像力も豊かに育っていたそうです。

この調査結果を見て、皆さんはどう思われますか?

保護者の方の価値観は人それぞれだと思いますが、中には様々な習い事やお勉強(小学校の授業)の先どりをしている幼稚園や保育所の方が、教育をしていると思われる方もいるのかもしれません。ですがそれは、内容や方法によっては保育所保育指針等に書かれていることに反することになりますし、上記の調査結果を見ても、それは教育をしているのではなく、ただ子どもの大事な「時間」や「能力」を奪っているだけなのかもしれないですね。

どの子どもも小学校へ行けば授業があります。宿題もあると思います。(私はあまりしなかった気がしますが(^-^;))せめて乳幼児期は、小学校へ入る為の準備(お勉強等)をさせたり、一斉に何かをさせるような保育・教育ではなく、子どもの主体的な活動を大切にし、自発的に様々なものに関わっていく中で、楽しい時間を過ごしてほしいと思います。そしてその経験が基礎となり、これからの長い人生に役立っていくものと考えています。

参考までに、小学校以降の学習指導要領も改訂になっており、新学習指導要領の中に「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の必要性」が明示されました。これからは小学校以降も子どもが受け身ではなく、主体性をもって学ぶ力を育てることが重要となっています。ですので保育所・幼稚園・認定こども園はもとより、小学校以降も知識を詰め込むような教育をしてはいけないということですね。

園長のひとりごと(5)

園長のひとりごと(5)

平成30年11月15日

こども園では様々な行事があります。運動会や発表会、親子遠足やお泊まり保育など、子どもたちが楽しみにしている行事がたくさんあります。その中で今回は特に運動会や発表会について書きたいと思います。

まず、当園では行事の為に、子ども達に練習を強要したり、完璧を求めたりはしません。例えば「言われたとおりに覚える」「きつくても練習する」「完璧に出来るようになることを求める」というようなことばかりが強調されるような行事は当園では行いません。

子どもは本当に天才だと感じます。その小さな身体に無限の可能性を秘めています。ですので強制的にでも練習をさせればすぐに覚えるかもしれませんし、上手になるかもしれません。それを本番で上手にできれば保護者の方は感動するかもしれません。ですがそれは「その時だけ良く見える」ようにしているだけであり、付け焼き刃でしかないと思います。

行事はゴールではありません。行事の為に保育があるのではなく、保育を厚くするため、豊かにするために行事があります。行事の為だけに練習をさせて、上手になっても意味がありません。私たちはその先(将来)を見据えて保育をしていかなければならないからです。

また、行事は保護者の方へ発達を伝えるものですが、それは「その時にどれだけ上手に出来ているか」ということではなく「それまでの過程を楽しみながら準備を進めてこれたのか」ということや「自分なりに表現することを楽しめているか」ということを見ていただければ、子ども達の成長を感じていただけるものと考えています。

保育は、普段の生活の中で子どもが興味や関心を持ち、自ら環境に関わり、様々な経験を通して「楽しさを味わう」「喜びを味わう」「心を通わせる」「充実感を味わう」「様々な表現を楽しむ」ということが基本にないといけません。

ですので、行事も同じく「楽しみながら」「自ら進んで」行うことが重要なのだと思います。決して「辛くても練習する」「大人主導でやらされている」ような行事では子どもの成長に良い影響は与えません。実際に、その時のことが原因でトラウマになり、その後は全然「その時に練習させられた楽器」を触ろうともしないという実例を聞いたことがあります。

子ども達が「行事の為に練習を強制されてイヤイヤながらする」のではなく、「行事を楽しみにしながら自ら伸び伸びと取り組む」ことが出来るようにし、普段の保育が豊かになるように心がけていきたいと思います。

園長のひとりごと(4)

園長のひとりごと(4)

平成30年10月15日

前回と同じく、自分の子どもの事ですが、1歳半を過ぎたくらいから、「イヤ」という言葉を良く発するようになりました。今では私たちが何を言っても「イヤ」と言います。ついに「イヤイヤ期」に突入したようです。

例えば「そろそろご飯食べようか」と言うと「イヤ」と言いますし、「ご飯食べないの」と言うと「イヤ」と言います。「じゃーご飯食べるからスタイ持って来て」というと「イヤ」と言います。他にも様々な場面で「イヤ」という言葉を連発します(笑)

この前の夕食の時にも何を言っても「イヤ」というので、「じゃーご飯食べたくなったらおいでね!お父さんとお母さんは先に食べとくよ」と言って席につきました。すると自分でスタイを取りに行き持ってきました。本当はご飯食べたかったんだね!と思うとつい笑ってしまいました。

私は我が子の「イヤイヤ期」を楽しみにしていましたので、今が楽しくてたまりません(^^♪

過去に研修で子どもの「イヤイヤ期」は「この人(親)は絶対に自分(子)を見捨てないと確信している証拠です」と聞きました。そう思ってもらえただけでも嬉しいですね。

また、脳(前頭葉だったと思います)が発達しているんですよと聞いた記憶があります。私は脳科学者ではありませんので詳しくは分かりませんが、子どもが「イヤ」という度に「今は脳が発達しているんだなぁ」と思ってしまいます。

それに「イヤイヤ期」は子どもが成長した証です。「私はあなたの思い通りにはならない」「私には私の考え(意思)があるんだ」というように、自分の気持ちを表せるようになったのだと感じます。もちろん大変な時もあるかもしれませんが、上記のことを思うと「イヤイヤ期」って子どもの成長する過程で大切な時期なのだと感じます。

「今」しかないこの時期を大切にしながら、子育てを楽しみたいなぁと思います。

園長のひとりごと(3)

園長のひとりごと(3)

平成30年 4月24日

我が子を見ていて、いつも思うことがあります。それは、本当に私たち親(大人)を良く見ていて、いつも真似をするということです。私たちがしていることを、そのまましています。見ていると面白くてたまりません(^^♪

ですが、それは良い事だけ真似をするわけではありません。良い事だけ真似してくれればいいですが、そういう訳にはいきません。どんなことでも真似をします。

それを考えたときに、やはり私たちはその重要性を理解しておくべきだと思います。親は子を映す鏡といいますが、本当にそうだと感じます。

子どもが何か良くないことをしたときに、叱ることも当然あると思いますが、その前に私たち親(大人)が自分の言動・行動を見直すことも必要なのかもしれません。

もしかしたら、子どもはそれが悪いことだと思わずに、ただ親(大人)の真似をしているだけかもしれません。

もしかしたら、子どもは親(大人)にかまってほしくて、見てほしくて、アピールしているだけかもしれません。

大人が変われば、子どもが変わる。子どもが変われば、未来が変わる。

そうやって、子どもたちが大人になったときに、明るい未来が開けていったら、それが何よりも嬉しい事だと思います。

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